![]() 音江別神社は、島松川とその支流・音江別川 に挟まれた、北広島市南の里地区にある。
![]() 目の前には、江別から北広島市中心部を通り、恵庭へ至る道道46号(江別恵庭線)が走っている。その向こうにはJR千歳線が通っており、雪原越しに行き交う列車を眺めることができる。線路までは300メートルほどの距離。 このJR千歳線が敷設されたのは大正時代の終わりで、大正15年(1926年)の夏に苫小牧から苗穂までが全線開通して開業した。工事に携わった作業員たちが、工事後の廃レールで音江別神社の鳥居を作ったそうで、老朽化した旧鳥居からはレールが見えていたそうである。
1月11日(どんど焼きの前日)だったが、境内には人影がないどころか、社殿までは完全に新設の状態で、人が通った形跡もない。 ![]() ![]() そのかわり、動物の足あとは無数にあった。 境内には、いかにも江別近郊といった風情の、煙突のある赤レンガの集会所が建っている。 ![]()
地区の歴史を伝える石碑。 ![]()
旧津軽藩士の三上先生というひとが、明治28年(1895年)から25年間にわたり、音江別の学校(分教場)で教鞭をとり、地元の兒童は言うに及ばず、その父兄にも尊敬されていた。 大正8年6月26日(1919年)に病気で亡くなったが、その功績を讃えて後代へ伝えるべく、石碑がつくられた。 とのこと。一教職員にすぎないのに石碑がつくられて100年以上その名が残るというのは凄いね。 【北海道神社庁誌データ】
【リンク】 *北広島市HP 国鉄千歳線と音江別神社 * |
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追加日:2015年1月12日 |