ほたる |
さて、食後はもう一度お風呂に入って ゆっくりします。
お風呂を上がったら、
ちょっと
夜遊びに出かけるよ。
まあカメラの性能の限界的な意味で、
撮れる写真はこんななんだけども
えー
何も写っていませんね
えーと、
このあと、ホタル鑑賞ツアー に参加した!
どういうのかって言うと、
温泉から貸切バスに乗って、ホタルが見れる場所まで行くんだ
貸切バスつったってマイクロバスだけどさ
満員で、俺は補助席の一番前なのさ
バスが正面衝突で事故起こしたら100%の確率でフロントガラス突き破って路外へ飛び出すポジション
でもしょうがない
なんでかって言うと、
ほかの客は全員例外なく、団塊
なんだ
もうほんと、一人の例外もなく、
団塊的な、60〜65ぐらいの人々。
そして、これがまた、ほんと面白いように、絵に描いたように、
みんなお揃いで買ったのかよと思うぐらい、
全員がデジタル一眼カメラを首からぶら下げてるの。
さすが団塊
金はあるけど右へならえで個性がない
おまえら絶対そのデジタル一眼カメラ使いこなせてないだろ
まあいいや
で、バスは結構はしる。
どうやら千曲川の河川敷まで行くらしい。
20分ぐらい走った。バスの中無言。
おまえらなんか賑やかせよと思うけど、
全員が今夜別所温泉のどこかに宿泊している客で、
各旅館から一人、また一人と集まった人々なわけで、
決して団体客ではない。
河川敷に到着すると、
似たようなバスが10台ぐらい停まっているし、
自家用車も駐車場待ちするぐらいいっぱいいる。
んでね、
案内のボランティアの現地人みたいな人がいっぱいいてさ、
彼らは懐中電灯を持ってるんだけども、
車に一台一台声をかけている。
「おまえら、ホタル見るんだろ?
駐車場の順番待ちで並ぶのはわかるけども、
待ってる間はヘッドライト消せよw
理由は言わなくてもわかるよなw
大人なんだからw」
いやごもっとも、
本当にごもっとも
でもヘッドライト消さない厨がけっこういるんだよ
消さないどころかさあ
今時のハロゲン灯おもいっきり煌々とつけて、
なぜかフォグランプまでつけちゃったりしてさ
で、そういうのは100%団塊なのよ
若いヤンキー夫婦+ちびっこ みたいのも結構いるんだけど、
こいつらはちゃんとライト消すよ
たぶん団塊は車のライトの消し方知らないんだろうね
で、到着すると、
各自に懐中電灯を貸してくれるんだけど、
注意事項
・集合時刻までに帰ってくること
(だいたい予想がつくと思うけど、団塊は決まりを守らない
決まりを破るのがクールだと思って育ってきてるからな)
・カメラ撮るのは勝手だけど、
フラッシュ焚かないこと
理由はわかるよな?
というわけで、
デジタル一眼を首からぶら下げた団塊どもが2,30人ほど、
暗闇の河川敷に放たれたわけだけど、
まあだいたいこの先の展開読めるでしょ
おまえら 暗闇を飛ぶホタルに向かっておもいっきりフラッシュ焚いて何を撮影したいんだと
そんなことしたってどうせ撮れるのは
ピンぼけしまくりのなにもないこきたない河原の草むらと藪
だけだろうと
まあ フラッシュのOFFの仕方知らないんだろうな
いいか、ホタルの撮影ってのはな、
フラッシュをOFFにして、こう
なにも映りませんね
えい
おおっ
えいっ
えいえい!
ごめんむり
というわけで拾い物
うーん
あのね、俺が見たホタルはこの写真とはもうちょっとちがくて、
なんていうのかな、もっとこう、 つー――――――――――――――… って飛ぶんだよ
なんかググったら、ホタルの種類が違うらしい
でさー
団塊どものなかにはさ、ものの10分ぐらいで、
飽きちゃったのかなんなのかしらんけども
デジカメの使い方がわかんねくてツマンネって思ったのかなんなのかしらんけども
10分もしないうちに
「飽きたし帰るかー」みたいなやつらがゴロゴロいるわけよ
まあアレだろうな
都会のもやしっ子として育った団塊が退職して、
金と時間だけはできたけど魂は持ってない、
田舎にあこがれてホタルツアー来てみたけど10分で飽きた
みたいな感じなんだろうけどさ
こいつらが 河川敷でタバコ吸うわけよ
「これがホントのホタル族ですな ガハ!」
とか言いながらさ
死ねよ
ホタルの生息地がなんちゃらとか、
きれいな水と環境がどうのとか、
そんぐらい考えなくてもわかるだろ
おまえの周りにホタル見てる人々がいっぱいいるのわかるだろうが
もう一度言う
ホタルツアーでフラッシュ焚きまくった上に河原でタバコすってた団塊のお前、
そうお前だよ
お前は早く死ね
そうすれば日本の年金制度が助かるから
よろしくな!
というわけで、
せっかく参加した割にはなんだかイラッとしてしまって
すごく損した気分の夜だった
3年6ヶ月すぎて今これを書いている今も思い出したら
イラッとするわ
というわけで帰って風呂入って
また明日!