チャールズ・ロフタス・ベイツ准将のソースを表示

{| style="float:right;width:380px;margin:1em 0em 1em 1em;padding:10px;font-size:0.9em;;background-color:rgba( 255, 255, 255, 0.25 )"
|-style="background-color:rgba( 140, 188, 255, 0.25 )"
|[[ファイル:CL Bates old.png|360px|link=]]
|-
|競馬場の改装を行ったベイツ准将
|}
　'''チャールズ・ロフタス・ベイツ准将'''（[[:en:Charles Loftus Bates|Charles Loftus Bates]]、1863–1951 ）は第一次世界大戦後に<ruby>競馬場経営者協会<rt>Race Course Owners Association</rt></ruby>の<ruby>会頭<rt>Chairman</rt></ruby>を務め、[[ポンテフラクト競馬場]]の発展に寄与した人物である。

==騎兵隊の隊長から馬廠長官になるまで==
{| style="float:right;width:380px;margin:1em 0em 1em 1em;padding:10px;font-size:0.9em;;background-color:rgba( 255, 255, 255, 0.25 )"
|-style="background-color:rgba( 140, 188, 255, 0.20 )"
|[[ファイル:CL Bates young.png|360px|link=]]
|-
|ボーア戦争に従軍していた頃のチャールズ
|-
|}
　チャールズはイングランド北部のノーザンバランド出身である。イートン・カレッジを出たあと、1881年に18歳でノーザンバランド民兵団に加わった。その後、1884年にイングランド王立第一<ruby>親衛騎兵隊<rt>ドラグーン・ガード</rt></ruby>に入隊した。1896年までに大尉になっている。

　1899年、南アフリカで第二次ボーア戦争が勃発した。簡単にいうと大英帝国VSオランダ系列のトランスヴァアル国という戦いである。36歳のチャールズはこの戦争に志願し、少佐としてノーザンバランド騎兵隊を率いて戦った。彼はここで殊勲章を授かる活躍をするが、戦場で負傷して後方に退いた。帰国後もノーザンバランド騎兵隊の指揮官となり、大佐まで昇進している。

　1914年に第一次世界大戦が勃発した。当時51歳だったチャールズは、馬の扱いに長けていることから西部戦線で軍馬を担う<ruby>馬廠副長官<rt>Deputy Director of Remounts</rt></ruby>に任じられ、准将に昇進した。ところが、西部戦線は双方が新式の機関銃を並べて塹壕戦の膠着状態に陥り、とても騎兵の出番などなくなっていった。そこでチャールズは北アフリカ戦線へ転属、<ruby>馬廠長官<rt>Director of Remounts</rt></ruby>となった。准将は『アラビアのロレンス』の舞台であるシナイ半島やパレスチナの戦線を戦っている。ここでの貢献によってチャールズは「聖ミカエル・聖ジョージ・ナイトコマンダー勲章」を授与され、「Sir」の敬称を受けることになった。

==競馬人として==
　「馬廠副長官」という役職は、日本で言う[[安田伊左衛門]]あたりと同じ地位ということになる。第一次大戦中の1916年に、チャールズは[[ポンテフラクト競馬場]]の発展のため、競馬場運営組織の改革を行った。このとき競馬場はまだ戦争中のため閉鎖中だったのだが、チャールズのもとで新観覧席の計画が進み、戦争終結と同時に着工、1922年に落成している。

　戦後、チャールズは<ruby>競馬場経営者協会<rt>Race Course Owners Association</rt></ruby>の<ruby>会頭<rt>Chairman</rt></ruby>を務めた。

　このほかチャールズは石炭炭鉱会社の役員を歴任した。

==カテゴリ==
{{デフォルトソート:ベイツ1}}
[[Category:人物]]
[[Category:主催者]]