「特筆性の解説」の版間の差分

2020年8月26日 (水) 18:32時点における版

• 「特筆性」は有無というより大小の概念である
• 「特筆性」と「独立記事の目安」はちょっと違う
• 「特筆性」の取扱には歴史的経緯がある
• 各分野の「特筆性」基準と基本方針の整合性
• 「独立記事作成の目安」＝「削除の基準」ではない

１

２

３

「特筆性」を詳述したWikipedia:独立記事作成の目安がガイドラインとして正式に採用されたのは、2014年から2015年にかけてです。

ですから、それ以前に行われた議論や編集に、即座にWP:Nを適用するのは無理があります。当時は当時なりに根拠があってなされた合意も多々あります。それらの状況も十分に考慮してください。

• Wikipedia:著名性 2008年にWikipedia:特筆性に改名
• Wikipedia:特筆性 2013年にWikipedia:独立記事作成の目安に改名

Wikipedia:独立記事作成の目安は文書としては2006年12月に翻訳されており、非公式な「草案」として存在はしていました。2009年の初め頃までには、おおよそ現在の原型が完成し、「ガイドラインとして提案中」と位置づけられました。

また、2006年の最初の版から、英語版から持ち込む形で「各分野別の基準」が示されています。

一方、2002年当初からWikipedia:ウィキペディアは何ではないかが導入されており、「百科事典の項目は何ではないか」の解説を担っていました。

Wikipedia:削除の方針に「ケースE：百科事典的でない記事」が盛り込まれたのは2004年10月です。ただし当時は「特筆性」とは結び付けられていません。（おそらく「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」が近い概念でしょう）

2006年頃から、Wikipedia‐ノート:削除の方針/non-notableのように、削除議論の場面で事物・人物の「著名性」を問題とする事例が目立ちはじめ、議論が行われました。

2008年2月に、「削除の方針」に「人物、組織、出版物」などで「著名性がない」という表現で「特筆性」の考え方が導入されました。

「百科事典的な記事に成長する見込みのないもの」はWikipedia:ウィキペディアは何ではないかと結び付けられるようになりました。

には当初から「ケースE」がありました。ただし、

４