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5月にはニューマーケット競馬場の<ruby>春季第二開催<rt>セカンドスプリングミーティング</rt></ruby>に登場。初日の売却戦(3マイル、賞金50£)に2番人気で出走した。このレースの1着馬は、200ギニーで買うという申し出があった場合には譲渡する義務を負うという条件付きのレースである。(勝ったVernatorのその後の記録がないので、実際に買い手が現れたのかは不明。)このシーズンはその後の出走記録がない。
 
5月にはニューマーケット競馬場の<ruby>春季第二開催<rt>セカンドスプリングミーティング</rt></ruby>に登場。初日の売却戦(3マイル、賞金50£)に2番人気で出走した。このレースの1着馬は、200ギニーで買うという申し出があった場合には譲渡する義務を負うという条件付きのレースである。(勝ったVernatorのその後の記録がないので、実際に買い手が現れたのかは不明。)このシーズンはその後の出走記録がない。
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2019年2月5日 (火) 16:01時点における版

1798年になると、ジョーアンドリュース産駒のジャックアンドリュースJack Andrews)が登場する。馬主はJ・ロード氏(Mr.J.Lord)。ジャックアンドリュースは父と同じように、2マイルから4マイルのヒート戦を中心に地方の中級戦に出走、ナンウィッチ競馬場、ダービー競馬場、ルドロー競馬場で勝鞍をあげている。

Jack Andrews/ジャックアンドリュース  牡 鹿毛 1794 イギリス
生産地  Joe Andrews

  鹿毛 1778 GB
 Eclipse
  1764 GB
 Marske
   Spilletta
生産者  Amaranda
  1771 GB
 Omnium
   Cloudy
馬主  Highflyer mare

  鹿毛 1790 GB
 Highflyer
  1774 GB
 Herod
 Mr.J.Lord→Mr.Rooke  Rachel
調教師  Cardinal Puff mare
   1777 GB
 Cardinal Puff
   Tatler mare
戦績 4~7歳時 戦 スイープステークス(400gs)、ウスター郡・ウスター市賞(£50)、オクスフォード町プレート、ウォリック町プレート、クレイヴン卿賞、アビンドン競馬会賞
獲得賞金/ 
繁殖成績

5歳の夏にウスター競馬場で「ウスター郡・ウスター市賞」(County and City Subscription)を勝ったあと、ジャックアンドリュースはJ・ルーク大尉(Major J.Rooke、のちにMr.Rookes)名義になった。新馬主のもとで6歳時も中級戦を転戦し、夏以降は5連勝を飾る。これが転機になったのだろう。長齢(7歳)になった1801年からニューマーケット競馬場で上級レースに挑戦するようになった。

4月上旬から始まるニューマーケット競馬場のクレイヴン開催では、初日からマッチレースに登場、100ギニーを賭けてDiomed産駒のWrangler(ダービーの5着馬。馬主はオケリー氏。)と対戦し、敗れている。続く木曜日には登録料100ギニーのステークス戦に出た。出走馬が4頭いたので賞金は400ギニーだ。残念ながらこのレースでは2着に敗れたが、勝った馬は1798年のダービー馬Sir Harryであった。この日のジャックアンドリュースはもう1鞍、Chippenhamとのマッチレースも組まれていたが、これは出走を取りやめ、ペナルティとして100ギニーを支払っている。

4月半ばの春季第一開催(First Spring Meeting)では、初日に200ギニーを賭けてKing Fergus産駒と3マイルのマッチレースを行い敗れた。しかし同じ日の2レースあとに、今度はSymmetryという馬と200ギニーのマッチレースを実施、相手方の取り消しによって不戦勝となり、100ギニーを獲得している。その2日後の水曜日、今度は50ギニーのマッチレースに敗れた。この週だけでルークス氏はジャックアンドリュースで150ギニー損をしたことになる。



このルークス氏は、ジョーアンドリュースの父系を伸ばすことになるディックアンドリュースの馬主でもある。ジャックアンドリュースとディックアンドリュースは同時代の馬で、たびたび同じ日にニューマーケット競馬場で出走している。

※「H」はヒート競走。「2、1、1」は、第1ヒート2着、第2ヒート1着、第3ヒート1着により優勝。
月日 競馬場 レース名 賞金 距離 着順 備考
1798 07.19 Nantwich 一般戦 £50 2マイルH 2、1、1
  07.20 Nantwich Town Purse £50 4マイルH 2、2 勝馬 George
  08.15 Derby 一般戦 £50 4マイルH 4、1、1
1799 07.04 Ludlow 一般戦 £50 4マイルH 中止 競走中に鞍ズレのため競走中止
  07.05 Ludlow 一般戦 £50 4マイルH 1、2、1
  08.08 Worcester ウスター郡・市賞 £50 4マイルH 3、1、1
1800 06.27 Bibury ハンデキャップステークス   2マイル 3 勝馬 Drone
  06.27 Bibury ステークス戦 £20 2マイルH 1 単走
  07.09 Winchester ウィンチェスター市賞
City Purse
£50 4マイルH 3、2 勝馬 Laborie
  08.07 Brighthelmston マッチレース 100gs 2マイル 勝馬 Ossian
  08.12 Lewis マッチレース 50gs 4マイル 相手のLaborieは競走中に跛行
  08.26 Oxford オクスフォード町賞
Town Plate
50gs 4マイルH 3、2、1、1
  09.03 Warwick ウォリック町賞
Town Plate
50gs 4マイルH 1、1
  09.10 Lambourn クレイヴン卿賞 50gs 4マイルH 2、0、1、1
  09.16 Abingdon 競馬会賞
Member's Purse
50gs 4マイルH 4、1、1
1801 04.06 Newmarket マッチレース 100gs 3マイル 勝馬Wrangler
  04.09 Newmarket ステークス戦 400gs 3マイル 2 勝馬Sir Harry
  04.09 Newmarket マッチレース 200gs 3マイル 不戦敗 勝馬Chippenham
  04.20 Newmarket マッチレース 200gs 3マイル 勝馬 Warter
  04.20 Newmarket マッチレース 200gs   不戦勝 相手のSymmetry取消により100gsを獲得
  04.22 Newmarket マッチレース 50gs 3マイル 勝馬 Expedition
  05.04 Newmarket 売却戦 £50 3マイル 2 勝馬 Vernator

5月にはニューマーケット競馬場の春季第二開催セカンドスプリングミーティングに登場。初日の売却戦(3マイル、賞金50£)に2番人気で出走した。このレースの1着馬は、200ギニーで買うという申し出があった場合には譲渡する義務を負うという条件付きのレースである。(勝ったVernatorのその後の記録がないので、実際に買い手が現れたのかは不明。)このシーズンはその後の出走記録がない。

注釈

出典

参考資料

リンク