名言:リア王

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2020年8月30日 (日) 01:44時点におけるJulyfestival (トーク | 投稿記録)による版 (第2場)

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第1幕

第1場

  • 庶子について
ケント「おっしゃること、とんと胸に落ちぬが」
グロスター「なに、この若造のお袋のはらには見事に落ち着いた。」
  • 庶子について
庶子を外国にやるのは、世間体をはばかる貴族階級の常習だった
  • フランスとブルゴーニュ
リア「フランスの葡萄とバーガンディの牛乳とが懸命に争っておる」※バーガンディの牛乳=ブルゴーニュの肥沃な牧場のこと
  • コーディリアを勘当
リア「アジアに住む野蛮なスキタイ人、肉親を食らって食欲を満たすという手合、いっそそんな奴をこの胸に抱き、隣人ともてなして憐れみ助けてやるほうが、ずっとましだ、かつてわが娘であったお前などよりは。」
リア「弓はきりきりと引き絞られているぞ。矢面に立つな。」
  • ケント、王のもとを去る
ケント「では御一同、ケントよりお別れの挨拶を送ります。慣れぬ他国にあっても慣れ親しんだ生き方をつづける所存。」
  • フランス王、コーディリアを娶る
フランス王「姫君がそのような罪を犯したとは、奇蹟ならともかく、理性では到底、私には信じられぬことです。」
  • コーディリア、バーガンディをふる
コーディリア「ご安心あそばせ、バーガンディ公!財産目当ての愛情をお持ちの方の妻などに、いったい、誰がなりましょう」
  • フランス王
フランス王「水ゆたかな国バーガンディの水っぽい心の公爵など何人こようと、余人は知らず」

第2場

  • エドマンドの独白
エドマンド「なんだって世間の奴らはおれたちに烙印を押すのだ、下賤な生まれだの、ててなし子だの、妾腹だのと?下賤?下賤だと?」
エドマンド「いや、おれたちこそ、人目を忍ぶ欲情が造った自然の産物、それだけたっぷり、心身の養分と激しい活力を親から授かっているのだ。退屈、陳腐、飽き果てた寝床のなかで、夢かうつつか、欠伸まじりの間に出来た 世の阿呆どもとは、どだい訳がちがう。」
  • エドマンドの偽手紙
「老人が支配するのは奴に力があるからではなく、こちらが温和おとなしく忍従しているからだ。」