紙面の制約と略語の使用

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ウィキペディアは紙の印刷物ではない

ウィキペディアは紙製の百科事典ではありません

紙の印刷物では、紙面の制約があります。そのため、紙面を節約するためのさまざまな工夫が行われています。ですがウィキペディアはそうした制約を必要としません。紙面節約のために一般の印刷物で行われている慣行をそのまま持ち込む必要はありません。

また、紙の印刷物は、ある時点で締切があり、印刷されて刊行されることで「静的」な状態になります。つまり、刊行後は改変されることが絶対にありません。これに対し、ウィキペディアは常に改変される可能性があります。そのため紙の印刷物で行われる慣行が適さないものもあります、

略さなくてよい

紙の印刷物では省略形や略語を使う場合でも、ウィキペディアはそうする必要はありません。

ウィキペディアは、初学者が参考にするものだということをお忘れなく。わかりにくい省略形よりは、きちんと書いたほうがわかりやすいということもあるでしょう。その略語を知らない読者が、わざわざ更に調べ物をする羽目になることを考慮してください。

紙の論文などで多用される注釈記号類

  • Ibid. - 参考文献などを示す際に「同書」を意味する。
  • Op. cit. - 「前掲書」

ウィキペディアは常に改変されます。「同書」「前掲書」としても、あとから直前に別の文書が追加されることもあります。ですので、毎回、文書名をきちんと表記するべきです。そのほうが初学者にとっても親切でしょう。

  • 「同書」「前掲書」となっていると、どの文献なのか、遡って確認する手間が増えます。