話の幹と枝の区別はしっかりと
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枝を払う
記事を書く時に、その話の主流と、枝葉の話はしっかり区別して書き分けましょう。
- 「枝葉」の例
- 原則に対する例外
- 実例
- トリビア
記事を書くときには、枝葉のせいで、中心的な話題の筋道が損なわれて迷走しないように。
一般的なこと、中心的なこと、重要なことをメインで書き、例外的なことや実例の列挙は書かない・後回しにする・注釈にとどめる。
バランスとして、重要で中心的で普遍的なことを長く具体的に書き、例外的で稀で特殊なことは短く書く。
(悪い例)
- 英国ダービーは例年6月上旬に行われる。まれに5月下旬になることがある。1889年には5月下旬に行われてノーザンダンサーが4馬身差で優勝した。2020年は新型コロナウイルスの影響で7月の開催になり、未勝利馬が優勝して単勝100倍の大番狂わせになった。
ここで重要なのは「ふつうはどうなのか」です。この悪例では、「例外的事象」や「実例」の記述のほうが長く書いてあり、バランスが狂っています。
- 英国ダービーは例年6月上旬に行われる。これまでの全300回のうち、289回は6月上旬の水曜日に開催されている。戦争の影響で時期がずれたことが3回あり、そのほか選挙の都合で開催時期がずれ込むこともある。〈注釈 2020年はコロナの影響で7月に開催。〉
こうした話の本線・支線のバランスをとるためには、適切な包括的な情報源を確保するとよい。
たとえば
- 『英国の行事』
- 『英国のスポーツ百科』
- 『英国競馬史』
のような情報源を用いると、「英国の行事全体」「英国のスポーツ界全体」「英国の競馬界全体」のなかで、ダービーの説明には何をどの程度の割合で説明すればいいのかの指針になる。
一方
- 「2020年の英国ダービーのニュース」
のような情報源を用いると、「全体の中でのバランス」を見失いやすい。
「包括的な情報源」「俯瞰的な情報源」を参考にするとよい。