ギャロウェー馬

ギャロウェー馬（Galloway）は、原義としてはスコットランド南部のギャロウェー地方原産とされるウマのことだが、実際には産地・血統の区別なく、イングランド北部で生産されたウマのうち体高の小さいものの総称として用いられた語である。用語としてはホビー馬との区別も曖昧で、もっぱら北イングランドでは体高１３ハンドから１４ハンド（132-142cm）のウマを「ギャロウェー馬」と呼んだ。

その一部は、サラブレッド生産にも供用された。

イングランド北部では１８世紀まで「ギャロウェー馬」の競走も行われていた。