第11話 何も見てない私の瞳から…

前へ

さて、次は高岡の名所を求めて、駅の北口へ移動だ。



瑞龍寺なんて全く聞いたこと無かったけど、
まあ高岡では名所らしい。
前田利長の菩提寺だ。


その証拠にほら
平日なのに観光バスの一団が来ている



ここでも、彼らをガイドするのは地元のボランティアだ。

よく考えてみよう。
地元のボランティアっていうことは無給だ。
無給なのにガイドをかってでると言うことは、
要するに地元の歴史マニアとかだ。

そんなわけだから郷土史にはもちろん詳しい。
聞いてもいないことを延々としゃべるタイプだ。


博物館や観光地のガイドとしては最高の人材だよね


ところが。。。。


この観光客の一団のレベルが低すぎてワロタ

「そんな説明なんかいーよ」
「何?長いの?」
「手短にな(ワラ」
「バス14時集合だけど、みんな早く戻ったら早く出発できるから早くして〜」

修学旅行の中国人だってもうちょっと敬意をもって観光するわ w

どうやったらこういうバカな老人になれるのか考えてみたけどわからなかった


すげえでっかい鬼瓦



これこれ
前田家の家紋ね

よくみると、ちゃんと木目が円状になるように配置されている


これが国宝の山門。

国宝だよ?国家の宝だよ?

たぶん、強盗が「山門を渡さなければおまえを殺す」って言ったら政府は山門を選ぶレベル




だが先を行く観光客の一団のおっさんどもはそんなもの興味ない
軽くスルー
何も見てない

まあそのおかげで俺がゆっくり見ることができるんだけどね

庇の反った感じがかっこいい
威容って感じだよね!
凛々しくて!大きくて!!光ってて!!!雷轟丸みたいだった!!!!




これが山門のところにある全体マップなんだけど、ちょっと回してみよう



こうだ


この寺は、人体を模してつくられている。
こんな感じ。





つまり、いま居る山門は、けつの穴、肛門だな
肛門が入り口だとは水野晴夫みたいな奴だなw




さて、これがまた国宝の仏殿だ。



さらにその奥の法堂。もちろん国宝



このクソ爺婆集団、
お堂の中でフラッシュ焚きまくり

俺が鉄オタだったら罵声大会になるレベル

仏堂の中でフラッシュ撮影とか罰当たりもいいとこだ
ちゃんとフラッシュ禁止って書いてあるだろうが

しかも、お賽銭してるやつはゼロ
拝んですらいない

これだから団塊はクズって言われるんだ
さっさとカエレ!


というわけで前田利長像
戦国武将って江戸期に入った途端興味なくなるよね



瑞龍寺も眺めたし、駅に戻るよ




駅のそばでかっこいいターンテーブル発見


赤いサンダーバードも発見
通常の3倍のスピードらしいよ




 次回 第12話 私…何がしたいの…