第2日目〔12〕

16:00 下ル

八重地タナルをぬけて勝浦郡上勝町に入る。

険しい険しい林道を必死に登って行くと、くだりはラクラク

 

なーんてことはよくあることだが、

この16号もそのパターンだった。

路面状態は良好だ。

 

たださすがに午後4時を過ぎ、日差しは西に傾いている。

東に向かって急坂を下って行く杉の森は真っ暗。

 

谷を流れるのは勝浦川の上流、旭川。勝浦川は徳島市街に注ぐ川だ。

旭川とか○勝とか、なんだか懐かしい響きで道民ホっとする。

 

下りの坂の途中で何かはっけん。

なんだろう。

なんか、何かのコロニーみたいな並び方だ。

厳重に蓋がしてある。バラバラ死体でも入っているのだろうか。

・・・。

・・・・・・・・。

猟奇ナ予感ヲ感ジタ我々ワ、コレ以上興味本位ノ詮索ワよし子さん。


 Heveanly Paradise 〜天上ノラクエン

 

峠っぽい坂道を下りきって、少し平坦っぽくなると、じきに最初の集落が現れる。

市宇。

 

なんて読むのかは知らない。

この地名は物部から木頭にも時々見かけた。

なにか意味がある地名なんだろうが、サッパリ想像がつかない。

 

で、この上勝の市宇は、山上に棚田の広がる「天上の楽園」、だそうだ。

 

楽園すなわちパラダーイス

パラダイスヘヴンにはいけなかったが、

県道沿いに、「市宇のおふくろの名水」ってのが自由に飲めるようにおいてあった。

ゴクゴク飲んだ。

崖道を緊張して登ってきたからか、すごくのどが渇いていることに気付いた。

ゴクゴク飲んで、頭から水もかぶった。

気持ちいーーーーーー(´∀`)ーーーーーーーーーーーーー


16:30 久保の多すぎ

さて、数奇な運命のいたずらで迷い込んだ上勝町。

恐らく、土砂アクシデントがなければ、間違いなく一生訪れることは無かったであろう、

幻の町。

そんな上勝にも、たったひとつの見所がある。

久保の大杉。

手元の「昭文社 中国四国道路地図」には、「・久保の大杉」ってちゃんと出ている。

 

 

県道から外れて、「ラスト・サムライ」に出てきたような夕暮れ間近の農村の坂をのんびり登る。

農村ぬこ発見

こっち見てる(・ω・)

 

いくつも枝葉のようになっている分かれ道を、

10分ほどノロノロ走りながら山を登って行くと、

急に森が濃くなり、

あった。

 

樹齢1500年

こないだの中尊寺で見た杉は、奥州藤原氏が植えたという樹齢700年クラスの大物だったけど、

その倍!

ってか1500年前ってあれか、

暗黒時代か

 

 

樹高60b

ガッジラ(時々80bとか100bになるけど)よりでっけええええええええええええええ

↓イメージ画像

 

さてその実物だが

 

でっけえええええええええええ

 

もうどうしたって画面には入りきらない

 

 

てっぺん

 

根元には「七つ道具」が。

 

すぐそばにはこんなのもあった。


EPILOGUE....〆 (´⊇` )

さて、大杉を堪能した後、時間はすでに17時に近づきつつある。

いわゆる夕方だ。

もう、どんな頑張っても、今日はこれ以上あちこち回るのは不可能。

 

問題はこの後どこに泊まるか、明日はどうするかだ。

夕ご飯も食べたい。

 

そんなことを考えながら、県道を海へ向かって下る。

谷はドンドン開け、谷から平野になった。

徳島市内に戻ってきた。

おまけ

徳島の県庁近くにあった不動産屋。道民だけにわかる。

 

鳴門を回って、夜に高松に入りして讃岐うどんを食べて泊まろうと思い、

徳島市街を北上。

銀行で金を下ろし、コンビニへ立ち寄る。

コンビニ駐車場で久々のノーパソを立ち上げ、高松市内のホテルをチェック・・・・・・。

 

 

 

結局、明日の予定との兼ね合いで、

高松はやめて、吉野川中流域、美馬郡美馬町の脇町にあるビジネスホテル(ていうか、安宿)に泊まることに下。

完全な素泊まりなので、夕ご飯は徳島で食べないといけない。

 

 

高速移動のため、鳴門に向かっていたのを少し戻り、国道沿いの「海鮮割烹」屋にイン。

「いけす料理」がウリらしいが、まあ、過度な期待はしていない。

それに、明日の夜は足摺岬でおいちい海の幸どっさりだ。

 

 

お店に入ると、「夏の特別メニュー」を出された。

ハモを頼んだ。

数分後、「ゴメソ 売り切れ」。

ウナギを頼んだ。

数分後「ゴメソ 売り切れ いくら丼か北海丼がおすすめ」。

おいおい徳島まで下ってきてイクラ丼とか道民なめんなよ

結局、梅茶漬けセットを選択。徳島の人々ごめんね。

手早く食事を済ませ、脇町へ。

徳島からは思ったより距離がある。

 

 

今日は、当初の予定の半分ぐらいの走行距離で終わった。

剣山も大歩危もいけなかったけど、きっとそれと同じか、それ以上険しい渓谷探検したんじゃないかと思う。

四国の道は、道民の感覚とはだいぶ違うこともわかった。

国道なのに車一台分とか、県道なのに路肩ないとか。

明日はロングドライブだ。

宿泊先が都市部だったので列島にちょっとイン。

なんだか今日はすんごく長かった。

寝るお (^ω^ )





おまけ

寝る前のひととき

[2005/08/02 23:46:20] 記念マン@四国の発言:地学の知識を総動員にしているが
[2005/08/02 23:46:31] 記念マン@四国の発言:あんざん りゅうざん げんきなこ
[2005/08/02 23:46:36] 記念マン@四国の発言:とか覚えている貝?
[2005/08/02 23:46:48] しまうまシマシマの発言:懐かしいですね
[2005/08/02 23:47:05] 左京の発言:シラネ
[2005/08/02 23:47:12] @(`ω´)@の発言:げんあんりゅう
[2005/08/02 23:47:28] しまうまシマシマの発言:キラキラしてたりしてなかったり
[2005/08/02 23:47:54] @(`ω´)@の発言:うんも
[2005/08/02 23:48:15] マンマの発言:百葉箱って何が入ってるんだっけ
[2005/08/02 23:48:24] しまうまシマシマの発言:実は空っぽ
[2005/08/02 23:48:24] 記念マン@四国の発言:温度計
[2005/08/02 23:48:27] @(`ω´)@の発言:お前がなくした夢だよ
[2005/08/02 23:48:39] 記念マン@四国の発言:俺だけマジレスか
[2005/08/02 23:48:45] しまうまシマシマの発言:私もマジレスだよ
[2005/08/02 23:49:05] @(`ω´)@の発言:俺もマジレスだよ
[2005/08/02 23:49:08] 記念マン@四国の発言:安山岩 流紋岩 玄武岩
[2005/08/02 23:49:11] しまうまシマシマの発言:からからに干からびた脱脂綿が入ってた
[2005/08/02 23:49:18] 記念マン@四国の発言:ちゃんと実物見比べたの初めてだった
[2005/08/02 23:49:36] 記念マン@四国の発言:流紋岩がなぜ流紋岩というのかわかった
[2005/08/02 23:49:51] しまうまシマシマの発言:私昔自由研究で吉野川の石調べてて割ったら銀杏の化石みたいの入ってたよ
[2005/08/02 23:50:07] 記念マン@四国の発言:ちょwwwwそれwwwww
[2005/08/02 23:50:12] 記念マン@四国の発言:ひょっとして
[2005/08/02 23:50:22] 記念マン@四国の発言:銀杏の化石じゃねwwwwww?
[2005/08/02 23:50:28] しまうまシマシマの発言:マジでwwwwwww
[2005/08/02 23:50:32] マンマの発言:いやいやwwwwww
[2005/08/02 23:50:38] マンマの発言:もしかしたらそれ
[2005/08/02 23:50:39] しまうまシマシマの発言:ねーよwwww
[2005/08/02 23:50:45] マンマの発言:銀杏の化石かもよwwwwwwwwwww
[2005/08/02 23:50:53] 記念マン@四国の発言:銀杏の化石が発見されるなんて
[2005/08/02 23:50:57] @(`ω´)@の発言:恐竜のキンタマだ
[2005/08/02 23:50:59] 記念マン@四国の発言:いちょう事態ですねwwwwww
[2005/08/02 23:51:09] マンマの発言:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
[2005/08/02 23:51:11] しまうまシマシマの発言:ベタ丸さんよりヒドイwwwwwwww
[2005/08/02 23:51:18] マンマの発言:ないないないないwwwwwwwwwwwww
[2005/08/02 23:53:11] @(`ω´)@の発言:カレーごちそうさまでした
[2005/08/02 23:53:33] @(`ω´)@の発言:ぱーこ前にパワー充填した
[2005/08/02 23:53:43] マンマの発言:お粗末様でした
[2005/08/02 23:53:52] しまうまシマシマの発言:今食べたら食堂で食べれないよ


列島のひとびとに四国土産を贈ろうと思った


 阿波踊りゲーム マジおすすめ

http://www.ymw.co.jp/awaodori/game/awaodorizum.htm