上田の真田




さて上田だ。

戦国厨の人々には「小県(ちいさがた)」とか言ったほうが通りがいいのかもしれない。

上田といえばなんといっても戸石城。
村上義清が戸石城に居座って、武田信玄をフルボッコにした。
村上さんは川中島では武田信玄の弟の首をとっていいる。

そしてその村上義清を破ったのが真田幸隆で、
歴女の人々に一番人気の真田幸村の根拠地でもある。


と思って 真田幸村 でぐぐったら
予想以上に 腐ってBLだった


でもこういうのもあるらしい

これも 真田幸村なんだそうだ。

そう言われてみるとソックスが六文銭だw

なんかすげぇな・・・


まあそんなこんなで上田駅には日本中の腐界から熱い視線が熱視線なので
新幹線も停まる。

我々もこの上田でしなの鉄道を降りることにしよう。

塩田平




このあたりは 「塩田平」と呼ばれていて、
山に囲まれて平地が広がっている。

地図を見れば分かる通り、ため池がいっぱいあって、
農民が必死なことがよくわかる。

実はここ、香川県なみに雨が少ないお土地柄で、
それはもう必死に穴を掘ってはため池を作り、耕してきた。実に3万石。
たとえば戦国時代の土佐一国の石高が約98000石なので、
この塩田平だけでその約1/3の石高をたたき出していたことになる。

だから、ここを本拠地にしていた村上義清とか真田は強かったんだな



今回の旅の目的地はこの塩田平なんだ。

上田電鉄



ここからは 上田電鉄・別所線にお乗り換えだ。
別所線は約10キロ。
まあわかりやすく言うと、新百合ヶ丘から町田までとほぼ一緒だ。


そこに15駅もあるわけで、
ということは1駅の感覚は単純計算でも700メートルぐらい

バスかよ、って勢いで停まりまくる。

さぞやローカルなひなびた風情ある田舎鉄・・・・と期待したら




まさかここまできて

東急の電車かよと
田園都市線かよと
混雑率日本一かよと


田舎のローカル電車を楽しみにしていた我々としてはちょっとガクッときた


いやいや、東急じゃねーよ
上田電鉄だよ
とアピールするエンブレムがついているが


東急であることは隠せなかった



上田を出ると、まず千曲川を渡ります。
相変わらず濁流です







先頭に張り付いてみた



おっほう
これはいい田舎路線



山に囲まれた穀倉地帯
って感じがすごい




こっちは麦だ!いわゆる麦秋だ!
※6月中旬です




線路はすっげークネクネしてる





車内はこんな感じで、
バスみたいに一番前の上の方に、
「いま降りると◯◯円!」みたいな電光掲示板があって、
それを睨んで料金を確認するシステム




いいながめ

わかりにくいかもしれないけど、
左側にぶどう畑的なものがあるよね


しばらくすると車内はガラガラになった
床に寝れるレベル









なんていうかこう、
山の形というか、シルエットというか、峰のラインというか、
それがこう、トゲトゲしてるというか、カクカクしてるというか、プルプルしてるというか、
なんかこう、気になる感じだよね



これはいい感じに朽ちつつある民家





線路脇になんかいた!




終点、別所温泉駅に到着。
看板がいい感じに古臭いよね



ちょっと線路沿いに戻ってみると、さっきの電車が





これ、実は今回のお目当てだったもののひとつなんだけど




昭和2年製の旧型電車

実は、なにかちょっと事前の調査不足で、
俺はこの電車がいまも現役で走ってると思ってたんだ

だからそれに乗りに来たんだけど、
昭和61年に引退してた



模型の限定モデルがあって、
プライスレスなおみやげに欲しい、と思ったけど 10万円 だった!



というわけで東急電車 が走る駅に戻ります



あれ?駅の中で働いているのって・・・






八木沢まい じゃねwwwww?


八木沢まい  
1985年8月8日生まれ・身長158cm・獅子座、O型。

上田電鉄所属。別所温泉駅長

実家は地元・別所温泉の旅館。
日本舞踊と剣道が趣味。

たぶん、鉄道むすめの中で「駅長」クラスは
ほかにいないんじゃないかと思うぐらい格上。


もちろん上田電鉄公式キャラ


その人気は留まるところを知らず、

グラビアや


シーツまで出る始末




というわけで記念写真を撮らせてもらったが、
大人の事情でモザイクを入れておいた

背景が東急電車なのが実に残念



というわけで、
プライスレスなおみやげ


八木沢まいのフィギュアを、本人から 買った!