トーク:ヨーク地方/構成変更版/有名人
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サッチャー政権下で報道官を務めていたバーナード・インガム(Bernard Ingham)は、自著の中で「ヨーク地方出身者50傑」を発表した。選ばれたのは次の通り。
- ジェームズ・クック(1728-1779) - 海洋探検家。ヨーロッパ人として初のハワイ諸島の発見、オーストラリアやニュージランドの地図作成など。
- ウィリアム・ウィルバーフォース(1759-1833) - 奴隷貿易の廃止に尽力した政治家。
- ジョン・ハリソン(1693-1776) - 時計職人。クロノメーターを発明し、経度の測定を可能として遠洋航海に貢献。
- ノーサンブリア王エドウィン(Edwin of Northumbria,586-633) - デイラ王国とバーニシア王国を統一。
- アルクィン(753-804) - 教師、神学者。フランク王国のカール大帝の顧問となる。
- ジョン・ウィクリフ(1330-1384) - 神学者。宗教改革の先駆者。
- ウィリアム・ブラッドフォード(William Bradford,1590-1657) - メイフラワー号でアメリカに渡った最初の人物の一人。メイフラワー誓約で2番めに署名し、プリマス植民地を築いた。
- ジョン・スミートン(1724-1792) - 「土木工学の父」。セメントの発明、水車や風車の改良など、イングランドの公共建築の進歩に貢献。
- ウィリアム・ベイトソン(1861-1926) - 遺伝学者。メンデルの法則を広め、様々な遺伝学用語を作った。
- ジョセフ・ブラマー(Joseph Bramah,1748-1814) - 発明者。水洗トイレ、油圧プレスなどの工作機械、ビールサーバー(Beer engine)など。
- オーガスタス・ピット・リヴァーズ(Augustus Pitt Rivers,1827-1900) - 人類学者。考古学的手法を確立。膨大なコレクションがオックスフォード大学のピット・リヴァーズ博物館(Pitt Rivers Museum)に収蔵。
- ジョゼフ・プリーストリー(1733-1804) - 科学者。酸素の命名、炭酸水の発明、アンモニア、塩化水素、一酸化窒素、二酸化窒素、二酸化硫黄などの発見。
- ヘンリー・ブリッグス(1561-1630) - 数学者。常用対数の考案。
- ジョージ・ケイリー(1773-1857) - 「航空学の父」。
- ジョン・コッククロフト(1897-1967) - 物理学者。核反応を初めて実現。ノーベル物理学賞受賞。
- フレッド・ホイル(1915-2001) - 天文学者。
- アームロス・ライト(Almroth Wright,1861-1947) - 医学者。腸チフス予防接種の開発。
- エミー・ジョンソン(1903-1941) - 大西洋横断飛行、英印無着陸飛行などを行った女性パイロット。第二次世界大戦中の輸送任務中に死亡。
- ベティ・ブースロイド(Betty Boothroyd,1929-) - 政治家。イギリス下院史上唯一の女性議長。
- 第2代ロッキンガム侯爵(1730-1782) - イギリス首相。
- 初代アスキス伯爵(1852-1928) - イギリス首相。
- ハロルド・ウィルソン(1916-1995) - イギリス首相。
- タイタス・ソルト(Titus Salt,1803-1876) - 産業革命期の実業家。ソルト・ミル(Salts Mill)と呼ばれる繊維工場を経営。
- マイケル・サドラー(Michael Sadler,1861-1943) - 教育学者。
- ジョン・カーウェン(John Curwen,1816-1880) - 音楽家。Tonic sol-faと呼ばれる音楽教育の手法を編み出した。
- トーマス・フェアファクス(1612-1671) - 清教徒革命の指揮官。マーストン・ムーアの戦いで議会派を勝利に導いた。
- 聖ヨハネ・フィッシャー司教(1469-1535) - カトリックの聖人。ヘンリー8世の離婚やイングランド国教の設立に反対して処刑され、のちに列聖された。
- ガイ・フォークス(1570-1606) - 火薬陰謀事件の首謀者として知られる。英語で「男」を意味する「ガイ」の語源になった。
- トーマス・チッペンデール(1718-1779) - 家具職人。チッペンデール様式の祖で、18世紀イギリスで最も有名な家具デザイナー[2]。
- パーシー・ショウ(Percy Shaw,1890-1976) - 発明家。道路の反射板(Cat's eye)を考案。
- ハリー・ブレアリー(1871-1948) - 発明家。ステンレス鋼の発明。
- 初代ランク男爵(J. Arthur Rank,1888-1972) - イギリス映画業界のプロデューサー。主な作品に『ヘンリィ五世』(1944)など。
- エミリー・ブロンテ(1818-1848) - 「世界の三大悲劇」の一つ、『嵐が丘』の著者。ブロンテ姉妹の一人。
- ウィリアム・コングリーヴ(William Congreve,1670-1729) - 劇作家、詩人。代表作に『世の習い』(The Way of the World)。
- J・B・プリーストリー(1894-1984) - 作家、劇作家。
- アラン・ベネット(1934-) - 作家。代表作に『英国万歳!』など。
- チャールズ・ロートン(1899-1962) - 俳優、映画監督。1933年に映画『ヘンリー八世の私生活』でアカデミー主演男優賞受賞。
- アンドルー・マーヴェル(1621-1678) - 清教徒革命時代の詩人。フェアファクス家で家庭教師をし、のちに議員も務めた。
- テッド・ヒューズ(1930-1998) - 児童文学者、詩人。イギリス王室から桂冠詩人の称号を与えられた。
- デイヴィッド・ホックニー(1937-) - 現代芸術家。
- ヘンリー・ムーア(1898-1986) - 芸術家、彫刻家。
- フレデリック・ディーリアス(1862-1934) - 作曲家。
- ジョン・バリー(1933-2011) - 映画音楽の作曲家。『007シリーズ』のテーマ曲などで知られる。アカデミー賞受賞5回。
- ジャネット・ベイカー(Janet Baker,1933-) - オペラ・歌曲のメゾソプラノ歌手。主な受賞歴にキャスリーン・フェリアー賞、ロンドン王立音楽院女王賞、デンマークのレオニー・ソニング音楽賞(Léonie Sonning Music Prize)など[3]。
- レン・ハットン(Len Hutton,1916-1990) - クリケット選手。イングランド代表チームの主将を務めた。
- フレッド・トルーマン(Fred Trueman,1931-2006) - クリケット選手。
- ブライアン・クラフ(1935-2004) - サッカー監督。UEFAチャンピオンズカップ連覇など。
- アラン・ヒンクス(1954-) - 登山家。
- ジェーン・ハリソン(Barbara Jane Harrison,1945-1968) - 航空会社の客室乗務員。1968年の飛行機事故(BOAC Flight 712)の際、炎上中の機内から112名の乗客を避難させ、さらに逃げ遅れた身体障害者を救出しようと機内に戻った所、機体が爆発し死亡。イギリスで2位となるジョージ・クロス勲章を授けられた。
- スタンレー・ホーリス(Stanley Hollis,1912-1972) - 英国陸軍軍人。第二次世界大戦中のノルマンディー侵攻作戦でゴールドビーチ上陸戦で曹長(Company sergeant major)として先陣を務めてドイツ軍の塹壕を撃破したほか、戦場に取り残された友軍兵を救出。イギリス最高位となるヴィクトリア十字章を授けられた。