リドルズワースS
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リドルズワースステークス(Riddlesworth Stakes)は、かつて早春のニューマーケット開催で行われていた3歳牡馬の競走。19世紀前半には、ダービーや2000ギニーよりも賞金が高く、ダービーやセントレジャーと同等以上の格を有していた。創設は1815年。ニューマーケット競馬場で3月末から4月初旬にかけて行われる「クレイヴン開催」で行われていた。
登録料は200ギニーと高い。当時のダービー登録料50ギニーの4倍である。その帰結として、登録料の総額が膨れ上がり、相当な高額賞金になっていた。たとえば1823年には、EmiliusがリドルズワースSとダービーを勝っているのだが、リドルズワースSの賞金が約1500ポンド、ダービーの賞金は1863ポンドあまりである。
リドルズワースSは、1820年から1823年の4年間、牡馬と牝馬別々にレースを行っていた。1830年代後半からは、「リドルズワースS」というレースを2回行うようになり、開催初日の月曜日と2日目の火曜日に行うようになった。
歴代勝馬
年月日 | 勝ち馬 | 性齢 | 勝ち馬の父 | 斤量 | 賭け率 | 馬主 |
1823 | .04.14 | (月) | リドルズワースS(3歳牡) /the first class of the 9th Riddlesworth Stakes of 200 gs each 〔賞金:1500ポンド〕 | ||||||||||||
ニューマーケット(クレイヴン開催) ・アビンドンマイルコース /7 F 211 yds(1601m) | |||||||||||||||
1 | Emilius | 3 | 牡 | Orville | 8st (52.6kg) |
4lb 5/4 (2.25倍) |
Mr Udny | ||||||||
2 | Talisman | 3 | 牡 | Soothsayer | 8st (54kg) |
7lb 8/1 (9.0 倍) |
第4代グラフトン公爵 | ||||||||
3 | 名無し | 3 | 牡 | Phantom | 8st (54kg) |
7lb 5/3 (2.67倍) |
Lord Jersey | ||||||||
4 | Troy | 3 | 牡 | Fiho de Puta | 8st (52.6kg) |
4lbLord Exeter | |||||||||
備考 | 登録馬は22頭。 |