蓮池 (一宮市)
提供: Test Wiki
テンプレート:Infobox Settlement 蓮池(はすいけ[1])は、愛知県一宮市の地名。日光川の中流の右岸に位置し[2]、旧尾西市の中央部にあたる[3]。
歴史
古くは蓮が生い茂る池が数多くあったといい、小字として首池、上長池、下長池などの地名も遺されている[2]。
近世
江戸時代には尾張国中島郡蓮池村として史料に登場する。美濃路が地域内を通っており、近傍の起宿(旧起町)の助郷となっていた[4][2]。天保年間(1830-1844年)の史料では、「農業のほかに産物はない」とされている[4]。
近現代
明治時代当初は中島郡_蓮池村となった。町村制施行に伴い、1889年(明治22年)に近隣6ヵ村が合併して大徳村大字蓮池となる。さらに1906年(明治39年)に町村域の統合整理があり、朝日村の一部となった[2]。隣接する起町で毛織物産業が盛んであった影響で、蓮池地区でも繊維工業が行われるようになった[2]。
1955年(昭和30年)に朝日村と起町が合併して尾西市となり、大字蓮池となる[2]。さらに平成の大合併により2005年(平成17年)に尾西市が一宮市に編入合併となり、一宮市蓮池となる。
施設
交通
旧美濃路に相当する愛知県道136号一宮清須線が北東部を通っている。また、南部には名神高速道路と東海道新幹線が通過している[3]。
脚注
出典
参考文献
- 『角川日本地名大辞典23愛知県』,「角川日本地名辞典」編纂委員会,角川書店,1989,ISBN 4-04-001230-5
- 『日本歴史地名大系23愛知県の地名』,平凡社,1981