記事名の付け方

提供: Test Wiki
移動: 案内検索

「記事名を付けるには」(WP:CRITERIA)改定提案

下記のように改定を提案します。

改定前 改定後 備考
ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。 ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。 (変更部分なし)
  たいていの記事には、この基準の全てないし大部分を満たすような、簡潔明瞭な名称があるでしょう。その場合には、そのままそれを使ってください。(WP:CRITERIA#5conditions 後段から一部移動、ショートカットを追加
しかし、複数の基準を満たすために他の基準を犠牲にする必要があるかもしれません。そういった場合には、記事名は信頼できる情報源における慣例を参考にしつつ、議論して決めてください。(WP:CRITERIA#trade-off 後段から一部移動(段落を分ける)、ショートカットを追加
  • 認知度が高い - 信頼できる情報源において最も一般的に使われており、その記事の内容を表すのに最も著名であると考えられるもの。
ショートカットを追加
  • 見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事からリンクできるもの)。
  • 見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事からリンクできるもの)。(WP:CRITERIA#Easytofind
ショートカットを追加
  • 曖昧でない - その記事の内容を曖昧さなく見分けるのに必要な程度に的確な名称であること。
解説文の改定、ショートカットを追加
  • 簡潔 - 短く、要点を突いているもの(曖昧さ回避の場合でも、括弧内を短く保つことは必要です)。
  • 簡潔 - 短く、要点を突いているもの(曖昧さ回避の場合でも、括弧内を短く保つことは必要です)。(WP:CRITERIA#Simple
ショートカットを追加
  • 首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。
  • 首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。 (WP:CRITERIA#Commonlyused
ショートカットを追加
たいていの記事には、この基準の全てないし大部分を満たすような、簡潔明瞭な名称があるでしょう。その場合には、そのままそれを使ってください。しかし、複数の基準を満たすために他の基準を犠牲にする必要があるかもしれません。そういった場合には、記事名は信頼できる情報源における慣例を参考にしつつ、議論して決めてください。

具体的な分野、特定の問題における命名の指針が、ウィキペディアの基本方針文書においてまとめられています。もしそういった指針がない場合には、前述の基準を常に心に留めながら、議論して作成します。なお、記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください。
※原文は段落が分かれていません




具体的な分野、特定の問題における命名の指針が、ウィキペディアの基本方針文書においてまとめられています。もしそういった指針がない場合には、前述の基準を常に心に留めながら、議論して作成します。

なお、記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください。
文面そのものは変更なし、一部を前段へ移動、途中で段落を変える

変更点は3点。

(1) 後段の説明の一部を前段へ移動、一部段落を分ける。 - 「5つの基準」があり、それらにトレードオフの関係があることや、その場合の考え方を、目立つようにする。文脈上、別の話になっている部分は段落を変える。
(2)「曖昧でない」の解説を改定 - 後述
(3)各項目にショートカットをつける - 案では「trade-off」だとか、意味のある文字列にしちゃいましたが、所詮はショートカットに過ぎないものなので「WP:CRITERIA-3」みたいな記号でもいいです。

「曖昧でない」については少し説明します。そもそもこの「WP:CRITERIA」は2009年12月に[1]英語版より「記事名を付けるには」の節を移入する提案により、英語版から導入されました。訳文についてはとくに議論なく定まっています。

英語版では、今は「Precision – The title unambiguously identifies the article's subject and distinguishes it from other subjects. (See § Precision and disambiguation, below.)」となっており、「Precision」と「disambiguation(曖昧さ回避)」を参照するようになっています。

英語版の「Precision」と「Disambiguation」はセットになっている概念です。

(英語版に示されているPrecisionの例)精確さにこだわって「カルカッタの聖テレサ」にしなくとも、「マザーテレサ」でじゅうぶん。なぜなら他に「マザーテレサ」という有名人はいないので。
(英語版に示されているDisambiguationの例)「クイーン (ロックバンド)」ではなく「クイーン (バンド)」でじゅうぶん。なぜなら他に「クイーン」という有名なバンドはいないので、カッコ内でジャンルを詳しく限定する必要はない。

このように、Precisionは「認知度が高い」や「見つけやすい」や「簡潔」で説明できていると考えるからです。

いまのJAWPでは、「曖昧でない」というフレーズが独り歩きして、記事名に過度な精確さを求める事案が見受けられます(例:ノート:京都アニメーション放火事件。場所名を精確にしようとしたり、殺意があるから「殺人」を加えるべき、いや殺意の認定は逮捕状が出てからなどと論じられている)。ここでいう「曖昧」は、曖昧さ回避の()が必要にならないように考慮してね、ぐらいの意味です。このあたりの議論と合意はかなり古くからあり、2003年頃に(Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/過去ログ1)、Wikipedia:曖昧さ回避ページが作成されるに至っています。

なお、英語版の当該部では、日本語版よりも解説が多く、実例もいくつか示されています。上で引用した「マザーテレサ」や「クイーン」など。趣旨を誤解が無いように伝えるにはこうした解説が充実しているといいのですが・・・充実させすぎると今度は誰も読まなくなる、的なところがあり、今回は解説は現状程度としています。