「スィープステークス」の版間の差分
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2021年4月8日 (木) 12:55時点における版
Sweepstakes競走
スイープ競走は、出走させる馬主が賞金を出し合う競走。
- (例)登録料100ギニーのスイープステークス戦(a sweepstakes of 100gs each, h.ft.)
- 馬主は、登録料100ギニーを支払う。
- 優勝馬の馬主は、全登録料を総取りできる。
- 「h.ft」は、「half,fortfeit」の略。「取消は登録料の半額を支払う」の意味。
- レースの前に登録が行われ、10頭が登録する。この場合、1着賞金は100ギニー×10=1000ギニーとなる。
- ただし、レースの直前まで、出走取消をすることができる。この場合は、登録料の半額の50ギニーを支払う必要がある。
- お金を納めれば、取り消しの理由は問わない。馬主が「勝算はない」と考えた時、それでも出走させて負けたら100ギニーの損だが、取り消しなら50ギニーの損で済む。
- もしも登録馬10頭のうち7頭が取り消すと、1着賞金は(100ギニー×3)+(50ギニー×7)=650ギニーとなる。
- この場合には、実際の出走馬は3頭で、1着賞金650ギニーを争うことになる。ただし、650ギニーのうち100ギニーは自分で支払った登録料だから、優勝馬主の実際の儲けは650-100=550ギニーということになる。
- 馬主は、登録料と1着賞金のバランスをみて、出走させるかどうかを判断するギャンブルである。
- 登録料が5ギニーで、1着賞金が1000ギニーならば、負けても5ギニーの損で、勝てば1000ギニーもらえるのだから、200倍の賭けということになり、万が一でも勝てば利益は大きいから、勝てる見込は小さくても出走させる価値はある。
- 登録料が500ギニーで、1着賞金が1000ギニーならば、負けたら500ギニーの損、勝っても賞金1000ギニーのうち500ギニーは自分が納めた登録料だから、実質の利益は500ギニー。500ギニーの利益のために500ギニーのリスクを負うのは割に合わないので、よほどのことがなければ取り消す選択をするかもしれない。それだと損害は250ギニーで済む。
レースの「大きさ」は一概には判断できない。
登録料5ギニーで200頭の登録があれば、1着賞金1000ギニー。
- 登録料が安いということは、多くの人が登録しやすく、数が集まりやすい。
登録料が200ギニーで4頭の登録があれば、1着賞金800ギニー。
- 登録料が高いということは、その金額を負担できて、なおかつ勝算がある場合にしか登録しない。
1着賞金でみると前者が高賞金だが、登録料をみると後者のほうが強い馬が集まる。