第1日目〔7〕

14:00 次の目的地はひわさ

さあ、ずいぶんのんびりしたので、もう2時だ。

山の上は涼しいから、そんな時間になっているとは思わなかったママ。

四国最東端の蒲生田岬をお奨めされていたのだが、立ち寄る時間はなさそうだ。

ごめんね。

道はいったん山の中へ。

ぐにゃぐにゃしたカーヴが続くが、車はだいぶ少なくなり、スピードも出しやすい。

 

っつかよおおおおおおおおおおおおおおおお

徳島ドライバーさんよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

見通し効かないカーブで反対車線に飛び出て追い越しかけんなよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

二回ぐらい死ぬかと思ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

その直後、ネズミ捕りをやっていた。

カーブでの対向車飛び出しにビビリまくっていたので、スピード出してなくてよかった。

しばらくすると、「日和佐」に到着。

『ウミガメ博物館⇒』の案内看板に胸が高鳴る!あこがれるぅっっ!!!!

ウミガメ見てええええええええええええええええええええ!!

ウミガメのスープゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!

ウミガメの卵の目玉焼きィィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!


14:45 !!!!!!!!!!!!!!!ッッッNOOOOOOOOOOOOOOOォォォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!!

_| ̄|○


15:00 (´・ω・`) アコヤ貝オイシス

気を取り直した。

目の前のビーチは綺麗だ。

そりゃあアカウミガメの中の人も産卵してみようと思うさ。

浜には一軒だけお店があった。

浜作。

おじさんが必死に何か焼いていて、超いいにおいがする。

なんか場違いな都会のお姉さんみたいな人が、おじさんに必死にインタヴューして、カメラマンみたいな人がカメラを撮っている。

でもなんか、おじさん的にはあまり気乗りしていないみたいだ。

朝からほとんど何も口にしていない我々は、おなかが減っていることに気がついた。

そこで、おじさんが焼いているモノをいただくことにした。

アコヤ貝。アコヤ貝だそうだ。

食えるのは日本で唯一ここだけだそうだ。

アコヤ貝、、、ってあれだ、真珠貝だ。真珠ウメエェェェ!

そこで我々は、アコヤ貝一式とサザエ一式を焼いてくれないかと交渉。

必死の説得工作の結果、快く焼いてくれることになった。

アコヤ貝串一本とサザエ4つで、あれだ、いくらか忘れたが、何百円ってやつだ。

焼いているところをさっきのおねいさんたちが必死に写真を取りながら何か聞いている。

自分たちで頼めよハゲチャビン、おじさんもそう思っているはずだ。

数分後、海を見ながら焼きあがったアコヤ貝とサザエを食べる。



右が左がアコヤ貝だ。

ん、んまい!


これは迷う

ちょっとお腹も満たされて、そのあたりをウロウロする。

さっきのおじさんが今度はアイスクリンを売っていた。

アイスクリンてなんだろう。

うほ!

ウミガメの産卵見てええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

どうも、今はウミガメの産卵シーズンらしいお!

夜まで待ってれば、見れるかもしれん!!!

うはwwwwwwwwww迷うwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

今日は高知まで行く予定だけど、ここで泊まっちゃおうかwwwwwwwwwwwwwwwwwww

めっさウミガメの産卵超見てっぇぇええええええええええええええええええええええええええええええ

しかも明日になればウミガメ博物館も見れるお!

ッドッドっどどdっどどどどどっどうしよう

むー

産卵シーズンが5月から。

5、6、7月の約3ヶ月で38頭か。

っつーことは、だいたい3日に1頭。

うはー

今夜ここにお泊りしても見れる確率3分の1かあああ・・・・ (;´Д`)


 15:30 阿佐海岸

涙を呑んで先へ進むことにした我々は、海部のオオウナギもあきらめて室戸岬を目指すことにした。

が、途中の穴喰で温泉を発見。(宍喰ライブカメラ

道の駅にて温泉にイン。

昨日は車中泊だったので一日ぶりのお風呂は実にきもちいい。

ここまで運転し通しで疲れたアンヨを熱いお湯の中で伸ばすと幸せだ(´ー`)。

このままここに泊まってもいいかなみたいな気持ちでいっぱいになる。

お湯は、やや黄色みががかったお湯で、お肌がぬるぬるする。ナトリウム炭酸水素塩温泉だ。

しばらくお湯を愉しんだら、お土産やさんを覗く。すごく充実している。

結果的には、“ここにしかない”お土産の豊富さはここが一番だったかもしれん。

まあ、この先でも売っているだろう、と思ってスルーしてしまったが、結局このあとどこにも売っていなかったものがたくさん。

残念。

道の駅の前には、ジャンボ尾崎直筆のでっかい碑があった。ここ出身のようだ。