第4日目〔5〕 四万十編 ちんこ橋の恐怖
11:50 中村市街を後にする
さて、すっきりしたところでいよいよここから本気で川登りはじめるよ!!!
実際のところ、中村を出て四万十川を遡るときに軽く迷った。
国道441号線をちょっと走りつつ、左に折れて川沿いの道に行かなきゃって思ってんだけど
切れ目があるたび左に入るんだけどなんかものすごい上り坂であれ違うかな?って思って
出たり入ったり
しかも国道と農道と道の幅変わらないし、どれが国道でどれが県道なのかもいちいちわからん
まあなんとか川沿いの県道にインしたんだけどね
だいたい、「県道」とは名ばかりで高知県的に道の整備とかする気ゼロ
下の地図見てもらえばわかるけど、道幅適当すぎ
バスもすれ違えるぐらい広いところがあるかと思えば、
1ピクセルもない狭っまいところもあるし
路肩とかも適当。
川に落ちるのは自己責任。
県の責任ないから。
はっきり言って昔からあった道そのまま。
市で管理するの面倒臭いから県に投げたんだけど、県も四万十川は県内しか流れないけど一級河川だし国に管理投げちゃえって
思ったら国に断られてしょんぼりして仕方なく名前だけは県の管理下だけど実際管理する気ねえから!
って感じ。

※お知らせ
突然ですがお知らせです。ここから先の本文は、2009年2月以降に書かれています。
四国円性が挙行されたのは2005年の夏であり、当時から既に3年半が経過しております。
従いまして記憶に関しては少々怪しいところもあります。
ここまでのように微に入り細に入りというよりは、円性器の完成を優先していきたいと存じます。
あーまた四国いきてー

早速、四万十川が見えてきました。
いやー いいよねえ山と川のある夏の風景
なんか小舟とかいるし

この川沿いの道は、一応県道なんだけども、
ものすごい川の近くを通ったりします。
運転しながら川底まで見えそうな勢い。



水鳥的な人を発見
これ全部車の運転席から撮った写真なんですよ
途中、道端で無人の野菜売り場がありました。
田舎にはよくあるよね。

すっごいほしかったけど
さすがに一人でスイカまるごとは無理(TT
12:10 サダのちんげ
そうこうしているうちに

看板が出現。
さて、この時点で僕は『沈下橋』というものを知りません。ちんげ?
ただ単に川沿いの道を走りたかっただけなんですが、
そのためにこんな細っそい県道をぶらぶらしてただけなんですが、
何かわざわざトイレや休憩所まで整備して看板出すほどの「何か」があるようです。
これは行ってみないと。

大雨の時はドキドキ沈没するって!!!
すげー 四国すげー
行ってみた


ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
やべえ
なんだこの橋wwwwwwwwwwwwwwwwwww
欄干ねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
自己責任っていうレベルじゃねーwwwwwwwww
みなさん覚えてますかね
3日目のうだつの町並みの後見たあの橋を
↓

覚えてないよね?
3日目っていうことは昨日なんだけど、
この円性器的には1年以上前に書いたからなぁ
この橋も今思えば沈下橋だったんだなってこのとき思い出しました
だって24時間前に見たばっかりだもんね
そりゃ覚えてるわ
ちなみに、このタイプの橋は、
高知県の四万十川流域では「沈下橋」
徳島県の吉野川流域では「潜水橋」
って呼んでいるんだって!
埼玉では「冠水橋」って呼ぶんだって!!
まあ嘘ばっかり書いてあるウィキペディア情報だから怪しいけどね!
落ちても自己責任つってるのに
車で渡ってる地元のDQNカー発見wwww
落ちたら自己責任どころか、
清流をガソリンで汚染して一生かかっても償えないぐらいの賠償金食らって一生乙ってろww

とはいえ、ちょっと冷静に考えてみよう。
この橋、実際どのぐらいの幅があるんだろう。
俺は車には詳しくないが、ナンバープレートが黄色いことからも
この車は軽自動車である可能性が高い。
車オタなら、ああ、これは99年式のスズキのスカイラインだね
とかわかるのかも知らんが俺には分からん
…。
……………。
…………………………。
…………………………………………………。
…………………………………………………………………。
30分ほど国内の中古車サイトを眺めて80ページほど中古車カタログを吟味した結果、
車種 不明
これはひょっとしたら外国製とか、個人的に大幅に改装したカスタムモデルかもわからんね
そこで、車幅については軽自動車の限界である1.48mから1.4mと推定。

すると、
赤い矢印が1.4bなので、それが2つ半、すなわち
1.4+1.4+(1.4÷2)=1.4+1.4+0.7=3.5b

橋の幅は3.5bと判明。
さらに、ところどころ橋の幅が広くなっているところもあり、
おそらくそこのは4bほどと推定。
理詰めです。
念のためグーグル先生にも調べてもらった
佐田 沈下橋 幅 の検索結果 約 1,050 件中 1 - 10
件目 (0.22 秒)
全長: 291,6m 幅 4.2m 建設年月日: 昭和47年2月
...
大体あってる!!
まあ実際4.2メートルとしても、橋の端まで芽衣いっぱい使うことは現実的に無理
橋の端・・・・
む これはなかなかじゃのう
まあいいわ
とにかく現実的に使える幅が3.5メートルとすると

ドイツ製の2階建て大型バス・ネオプランメガライナー(車幅2.49メートル)も余裕で通れるわけだ
1メートルも余裕ある
つまりこのネオプランメガライナーが橋を渡っている横を自転車で通り抜けるのも余裕
なぜかネオプランメガライナーでイメージ検索するとうちの嫁の写真が出てくる件
こんな感じかな

というわけで
渡ってみた
結論から言おう。
女子供には少し難しい理屈かもしれないが、

実際の運転席からの視線では、
この幅だと自分が渡っている橋の両はじは見えません。
視界内に確認できません。
つまり、両側を見ると、空中を走っているような錯覚に陥ります。
両側を見ても、自分がいま橋の中央付近を走っているのか、ちょっと左に寄り過ぎているのか、
あとどのぐらいで川にドボンするのか、わかりません!!
前を見てまっすぐ走っていることを確認するよりないのです!
超ビビリながらソロソロと歩くより遅いスピードで渡ってやった!!!!
運転しながら写真撮るとか全然無理でした(><)
かわりにようつべで拾った渡橋動画をご覧ください
http://jp.youtube.com/watch?v=owgItSaDgcs
