第4日目〔6〕 四万十編 ちんこ橋の恐怖


12:15 右岸


なんとか渡り切りました!大丈夫です!!
 

・川に関する豆知識


こういう場合、
河口を向いて、右側が「右岸」、左側が「左岸」だ。




ということは、裏日本に住んでいるのでもない限り、
普通、日本の川は太平洋すなわち南へ流れるので、地図的にみると北が上だから、
地図でみると右側が左岸、左側が右岸というややこしいことになる。

たとえばわかりやすく関東で言うと、相模川の左側の右岸が厚木で、右側の左岸が海老名って感じだ。

裏日本の住人や、オホーツク、有明海沿岸、瀬戸内海沿岸、島々の人々はこれとは異なるので各自確認しておくこと。



ついでにもう一つ、川に関する豆知識を授けておこう。
これはかなり重要だ。

・「流域面積」の件について
よく、「○○川は長さでは2位だけど流域面積は1位」みたいな話を聞くだろう。
あの「流域面積」について、勘違いしている人が多いようだ。

こういう地形があったとしよう。



多くの人は、このような斜線部、
すなわちいわゆる川面の部分のことを「流域面積」だと思っているだろう。
つまり、
 揚子江みたいに河口付近の川幅が60㌔あります(`・ω・´)キリッ
みたいな川が有利だろうと


だがこれは誤りである



正しくはこうである↓

つまり、雨が降った時に、その雨水がどの川に最終的に流れ込むか、
その範囲全てを「流域面積」と呼ぶ。

知ってた?知らなかったでしょ?
お姉ちゃんのいる店でお姉ちゃんに自慢するといいよ


とにかく、四万十川の左、えー、う、右岸?
向こう岸にたどり着いた。



すでにこちら側の道は手元の地図には載っていない。


だが問題ない。
なにしろアスファルトで舗装されたうえ、カーブミラーまで設置されている。
はっきり言って楽勝。

舗装もなければ標識もない、
道の真ん中を水が流れていたり大木が転がっているような道も余裕で通過してきた我々にとっては、
こんな道など高速道路のようなものだ。

しかも、これだけ整備されているということはこの先に確実に、
道路を整備する理由であるところの目的地が存在するわけだ。

行き止まりなど、断じてありえない。
絶対にだ。



ほら開けてきた
言ったとおりだろ?



木々の間からは反対側も見える。
川の色から察するに、このあたりは少し深そうだ。


先ほど通った橋も見える。


行き止まりなど無いという思いに対してやや不安がよぎるものも見えるが気にしない。




と思ったら民家発見



きれいな夏の花が咲いていた。
これを書いている今は東京の2月だけど、
この写真を撮ったのは高知の8月4日です。
夏の気持になってください。
ここを押すと夏っぽくなります。
こっちもお勧めです。
ここを押すとまた雰囲気ががらっと変わります。








いやー
なんて素敵な場所に素敵な家で住んでいるんだろう
あれだよ?
もしこの家の人がここ見てて、ちょっとうちの娘の婿を探してるんだけどって思ったら
電話してこいよ





さてさらに先へ



・・・・









12:20 深木



でも大丈夫。
真っ直ぐは行き止まりかもしれないけど、
右に行けば橋がある。
沈下橋がね。

地図にも乗ってない橋だけど、沈下橋といえども楽勝でスイスイ渡れることがさっき実証されたしね
 


ねえ
さっきの橋より狭くねwww? (^ω^;)
 





ちょっと徒歩で橋を往ったり来たりして、車で渡れるか確認
一応渡れそう







試してみた


やっぱさっきより全然せめーーwwwwwwwwwwwwwwwwww



うちのかわいいマーチ君は車幅が約1700ミリあります。1.7メートルです。

実際の有効道路幅員を2.5㍍とすると、80センチしか余裕がありません。
片側40センチずつです。
タイヤ1本半分です。

橋のどんぴしゃりど真ん中を通行したとしても、
タイヤ1本半ぶんずれるとドボンです。

これはスリル満点










無理でした!

空中を走ってるなんてレベルじゃありません

足もとが全く見えないのにタイヤ1本分もぶれちゃだめとか無理!

というわけで5分の1ほどまで進んだところでバックで戻ります!!!

これがまた!!!

うはwww

バックこえーwwwwwwwwwwwww


こっちの橋の渡橋動画はようつべにはなかったwww




というわけで来た道戻ります!!
すっげー楽しいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww