第5日目〔4〕


12:20 瓶ヶ森の麓

子持権現山を過ぎると、瓶ヶ森林道の名前にもなっている、
瓶ヶ森(標高1809b)のお出ましだ。




なぜか四国では、山の名前が「○○森」になっている。
普通は「○○山」とか「○○岳」とか「○○ヌプリ」なのにね。

四国弁ではひょっとすると「山」という意味で「森」というのかもね


とにかくこの瓶ヶ森、

上の地図の等高線を見てもらえればわかるけど、
西側の斜面はゆるゆるっぽくね?

なんか楽勝っぽくね?

どのぐらい楽勝か検証してみよう

等高線に注目。
ご存知のとおり、太い線は50bおき、細い線は10bおきに引いてある。

子持権現山の場合、
緑ののところ、高低差が約150bだ。
水平距離は100bだから、
勾配としては↓こう


右の黄色い三角形は、スキー場とかで「壁」と呼ばれる30度の傾斜。
これと較べても、どんだけ絶壁かよくわかるよね。
これが子持権現山。


それに対して、瓶ヶ森の西斜面では水平距離100bに対して、
高低差が50b以下。

こんな感じ。


ちょw
余裕すぎるだろwww

石鎚山は装備不足のため断念したけど、
これはサンダル余裕だろw

面白半分で軽〜く登ってやることにしたw

12:30 登頂開始

さっそく駐車場へ。


だいたいさあ、
駐車場とかトイレ完備している時点で、
ピクニック気分で軽〜く登れる証左だわ


男山ってのと、女山ってのと、
二つ山頂があるらしい。

余裕で両方制覇してやんよw

あれが女山ってやつかな

なんか単なる小高い丘じゃね?
走って登れそうなレベルw

あまりにも余裕なのでそこら辺に咲いている花を撮っていると


なにか変わったものが・・・

体中に何か卵的なものをびっしり植えつけられた
毛虫的なものでした
うひー


女山へ向かう途中は、氷見二千石原って言う、見晴らしのいいところ。

二千石だし、箱根の仙石原の倍はあるってことだよね
なんて思ったけど、仙石原は千石じゃないのか

あれだよね
シン・レッド・ラインのハイライトシーンを思い出す

ここでも標高1800b以上だよ

まあ登ろうや


・・・



・・・・・・



・・・・・・・・・。


ごめん走って登るのとか無理でしたw

普通に膝ガクガクなって一休みw

あれかな
やっぱ

空気薄いのかな


たぶんあっちが男山

ちょっと油断するとあっという間に霧が押し寄せる


さあ登るよ!



あそこかな



そして・・・



登り始めてから約25分。山頂的なところへ到着です。

はー 死ぬかと思った。。。

標高1896b乙です

三角点的なものがあった



右を見ると、次に目指す男山





ところで、正面にも道が続いていて。。。


その先まで道があるように見えるけどさ、
すんごい急な下り坂なのよ



写真だと分かりにくいけど、
この先は急斜面。
落ち始めたら停マレないレベルの急坂。

この崖下は吉野川の源流がある。

地図だとこうね 等高線的な意味で西斜面と、頂上から東の差がすごいでしょ


おまえらどうせ
どんだけびびってんのwww

ってバカにしてるでしょ

斜面の角度とこの写真撮ってる俺の状態を
図で書くとこうだからね


得られた写真はこうだ


世界初公開 瓶ヶ森山頂・パノラマ動画


道の向こうには、このあと先進む道が
山の斜面を切り裂いて走っているのが見える。


13:00 男山へ

さて、次は男山へ向かいます。

男山へ向かう道は、
こんな感じで△のてっぺんを渡っていく感じ。
高所恐怖症的な意味でマジオススメ

そうそう、男山、女山って、
要するに性的な意味で♂♀とかってことでそ?

とか思ってたけど、
今気づいたんだけど

女山・・・女子供でも登れる余裕な山(笑)
男山・・・真の漢だけが登ることが可能な男らしい嶽

ってことなんだね
女坂と男坂みたいなもん

倒木とかもある

さすが男山

道は時々、こういう深い林の中に入る。



↓この写真、角度間違ってね?って思うでしょ



間違ってないよ

こんな道余裕だろw

って思うでしょ



けっこう道無き道をゆく感じだよ





しばらくこんな感じで笹藪をこぎ分けていくと看板わ





男山の山頂です




祠的なものがあった
きっとお賽銭したと思う


ここからも道が見える

このあとあの道を行くんだ。。。

なんか崖崩れ的な痕があるけどキニシナイ


いやむしろ崖崩れの痕はこっちかな・・・

明らかに下の方に土砂崩れのあとの土砂が積み上がってるよねw

さて、ここもこんな感じで、かなり急斜面の頂上。



先を見るとこんなです。


等高線はこうだ

50bの標高差が、水平距離で20メートルぐらい

つまりこう



再び腹ばいになって崖下へカメラを向けてみた もはや蛮勇のレベル


正面

崖下


崖横


いのちがけで撮影に成功したスリリングな動画


その先の下り坂も危険!


ロープの向こうは、ない


綱に掴まって昇り降りするところもあるよ

女の子はズボン丸見えのレベル



動画の撮影も気をつけたほうがいい

うっかりすると足を踏み外して滑落するレベル!

この写真でも分かりにくいけど、
右側は割りと安心出来る平和な斜面だけど
左側はすげえ怖い崖



平らなところに戻ってくるとほっとするよね


男山はサンダル履きの場合は気をつけるべきだ

あと、やっぱり疲れるので水ぐらいあるべきだ