2008.11.1
牡蠣を退治しに行く。
理由など必要ねー。
だってそうだろ?
牡蠣をやっつけにいくのに理由なんて要らねーっつうの。
牡蠣を退治することそれ自体が目的なんだからさー。
行き先は奥州さ。
奥州で牡蠣討伐といえば、松島と決まってる。
なにしろかつて(2005年夏)に、アタシはいちど牡蠣狩りに失敗
しているからね、
最初は惨めだったよ。
笑っちゃうよね。アタシは毎晩、本物の牡蠣を夢みてたってのに。
その時心に誓ったんだよ。
もう二度と真夏に牡蠣を狩りに行ったりしない。
だから今回は11月の頭に決行さ。
というわけで今回の牡蠣狩りはここ。
松島牡蠣小屋だ!
現在地から牡蠣小屋までの地図はこうさ。
なんかこうみると、
タマから牡蠣小屋まではあっという間って思うかもしんないけど、
距離にすると東京から大阪ぐらいある。
しかもその道程の半分は高速道路がまだ完成してねーってわけさ。
ウゼエ。超ウゼエ。
行くまでが長いと退屈してしまいそうなだし、
今回はなんと
旅の道連れ
がいる!
まあ諸般の事情により、今回は
その子のことは「さやか」と呼ぶことにしよう
さやか、ちょいとツラ貸しな。
牡蠣退治さ。
夜、タマでさやかを拾う。
車の中はCLANNAD(人生)の歌でお出迎えさ!
一路、松島を目指す。
アニソン全開でさやかが一緒だと
時間を経つのを忘れてしまう。
あっという間だ。
さいしょの地図だと、なんかサクッと着いちゃいそうに思うかもしれないけれど、
実際にはこんなかんじだ。
高速道路はいわきのちょっと先までしか通じていないので、
そこからは一般道だ。
道中のことはさやかの日記
に詳しく書いてあるけれど、
なぜかやたらとロードキルを目撃。
亘理から先は、
『ほむら立つ』のテリトリーだ。
気をつけろよ。
名取川を渡って仙台に入る頃に、薄明るくなってきた。
ほむらちゃんの縄張りに入って最初にあるのは、仙台
。
仙台は、1996年にガメラとレギオンの攻防があって、
▲仙台壊滅を伝える海外メディア |
完全に消滅しちまったんだけど、
一般にワルプルギスの夜はいちど具現化しただけで街一つ吹っ飛ぶというしさ、、
おそらくこれはもうワルプルギスの夜だっただろう。
幸いなことにアタシのいるこの時間軸ではそのイベントは起きていない。
なので、ビッグシティ健在だ。
さやかと一緒に朝ごはんを食うかい?ってことになって、
早朝からやっているお店を探すんだけど、
漁港があれば必ず、
朝の4時からオープンしているような定食屋があるんだし、
そういう漁港や卸売市場を探そうと、仙台港へ向かう。
・・・が、仙台港は、そういうタイプの漁港ではなかった。
ていうかすっげーでけー
。
どのぐらいでかいかをわかってもらうために、
宇宙要塞戦艦マクロスと比較してみた
まあとにかく
仙台港では早朝飯が不可能だとわかったので、
アタシらは、少し先へ進むことにした。
次に到着したのは塩釜港。
かんなぎ神社が近いけど、
アタシもさやかもそういうのにはまるで興味が無いのでスルーさ。
そのかわり塩釜港ではこんなもんを見ちまったぜ
AMS-4305 海上自衛隊 多用途支援艦 えんしゅう
この時点で朝の6時15分。
アタシとさやかは昨日の夜から何も食べてないし、
正直いってお腹が空きすぎて
アタシらのソウルジェムはそろそろ補給しないとやべぇことになりそうなんだ。
というわけで湾を回りこんで、
やっと見つけたぜ
塩竈市魚市場
朝の6時だとむしろ遅いぐらいの到着さ
こいつの目の前にあるのが
食事処 伸光
店内はこんな感じ
頑固おやじが営業中さ!
アタシの獲物はこれさ
海鮮丼 1500圓
食うかい?
さやかはお店のおばさんにすっかり魅入られちまって、
友人を大切にしろとか、自殺はするなとか、
重たいテーマで話し込んでた。
ウゼェ。超ウゼェ。
つうか何?そもそも口の利き方がなってないよね。客に向かってさあ。
食事ってのはね、徹頭徹尾自分だけの食欲を満たすためのもんなんだよ。
まあ海鮮丼は普通にすげーうまかった
おかげでふたりともソウルジェムは全快だ!
次へ→