チョウヨオエース
Godolphin Arabian | Cade | Matchem | Trumpator | Sorcerer | Comus | Melbourne | West Australian | Solon |
Barcaldine | Marco | Marcovil | Hurry On | Precipitationn | Sheshoon |
チョウヨオエース | ハリーオン系 | |||
性 | 牡 | スティンティノ | Sheshoon 1956年 栗毛 アイルランド |
Precipitation |
毛色 | 鹿毛 | Noorani | ||
生年 | 1982 | Atalaya 1955年 鹿毛 フランス |
Auriban | |
生産地 | 日本・新冠 | White Rose | ||
生産者 | 庄司利津雄 | オサイチピリカ | マロット | Ribot |
馬主 | 成瀬功 | Maccietta | ||
調教師 | 栗田繁(大井) | ショウワザクラ | ハードウィン | |
成績等 | 23戦4勝 | ダイロクキヨサチ |
1985東京王冠賞
馬名
チョウヨオエースは地方競馬所属馬なので、当時は「ョ」のような拗音や促音の使用が認められておらず、「チヨウヨオエース」と登録されている。一般文献では「チョウヨオエース」と表記されることが多い。
それでも「チョウヨオ」というのは困った表記だが、英字では「Choyo Ace」となっており、要するに「ちょうよう」と言いたかったらしい。
血統
チョウヨオエースの近親には、地方競馬の活躍馬がたくさんいる。オサイチピリカの全兄サンコオーリキスは1972年の東京王冠賞優勝馬で、半兄のオサイチテューダ(父テューダーペリオッド)は1975年の東京盃勝馬である。
チョウヨオエースの2歳上の半兄オサイチミカド(父マルゼンスキー)は、1985年の夏から秋にかけて金沢競馬の百万石賞(2300メートル)や白山大賞典(2600メートル)に勝った。
チョウヨオエースはこの年の11月に東京王冠賞を勝った。翌1986年にはオサイチミカドが北関東へ遠征して高崎競馬場の開設記念を勝ったほか、夏には白山大賞典連覇を達成し、のちに中央競馬入りした。中央競馬では2500メートルの大阪城Sを勝った。
東京王冠賞制覇
1985年の南関東では、チョウヨオエースの同世代にミルコウジがいて、東京ダービーを勝った。羽田盃はマルゼンアディアルが優勝している。
しかし三冠目の東京王冠賞にはどちらも出走しなかった。両馬とも、骨折や怪我で出走できる状態ではなかったのである。2600メートルの長丁場の東京王冠賞は、ハリーオン系のチョウオウエースには適距離だった。チョウオウエースは3コーナーで最後方からロングスパートをかけ、一気に先頭に立ち、さらに5馬身のリードをとって最終コーナーを回った。そのままゴールまで逃げ切り、2着のグリンセイコーに6馬身差をつけて優勝した。