「シャミエ」の版間の差分
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*2~5歳時24戦8勝 | *2~5歳時24戦8勝 | ||
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− | + | シャミエは[[愛2000ギニー]]で2着のあと、[[愛ダービー]]でも2位でゴールした。ところが、1位入線した同じハリーオン系のプレモニション([[Premonition]])が進路妨害で失格になったことで、シャミエが繰り上がり優勝になった。この年シャミエはほかにもガリニュールプレートに勝ち、秋にはアメリカに遠征して[[ワシントンDC国際]]にも出場し、ヨーロッパ馬としては、優勝のワードン([[Worden]])に次ぐ4着になった。古馬になると、4・5歳の時に[[サンダウン競馬場]]のコロネーションステークス([[コロネーションステークス|3歳牝馬限定のG1]]とは同名の別の競走。)を連覇したほか、引退するまでに8勝をあげた<ref name="yamano_1970"/><ref>『サラブレッド血統事典』山野浩一・宇佐美恒雄、石崎欣一、二見書房、1989、p260</ref>。 | |
− | 引退してアイルランドで種牡馬になると、最初の世代から出た'''シャモール'''('''Chamour''')がアイルランドダービーを勝ち、翌年の産駒からもアイルランド2000ギニーの勝馬'''ライトイヤー'''('''Light Year''')が登場した。10シーズンの後、シャミエは日本に輸出されて種牡馬になった。しかし日本では特筆すべき産駒を出さないまま、1971年10月に死んだ<ref name="yamano_1970"/><ref>『サラブレッド血統事典』山野浩一・宇佐美恒雄、石崎欣一、二見書房、1989、p260</ref><ref>『サラブレッド種牡馬銘鑑』第5巻,1979,p257</ref>。母の父としては、[[京都牝馬特別]]など中央競馬で9勝をあげ、[[フジノマッケンオー]](1994年JRA賞最優秀ダートホース)の母となったドミナスローズを出している<ref>{{cite web|url=http://uma-furusato.com/i_search/detail_horse/_id_0000139346|title=ドミナスローズ|publisher=競走馬のふるさと案内所|accessdate=2014-07-27}}</ref>。 | + | 引退してアイルランドで種牡馬になると、最初の世代から出た'''シャモール'''('''[[Chamour]]''')がアイルランドダービーを勝ち、翌年の産駒からもアイルランド2000ギニーの勝馬'''ライトイヤー'''('''[[Light Year]]''')が登場した。10シーズンの後、シャミエは日本に輸出されて種牡馬になった。しかし日本では特筆すべき産駒を出さないまま、1971年10月に死んだ<ref name="yamano_1970"/><ref>『サラブレッド血統事典』山野浩一・宇佐美恒雄、石崎欣一、二見書房、1989、p260</ref><ref>『サラブレッド種牡馬銘鑑』第5巻,1979,p257</ref>。母の父としては、[[京都牝馬特別]]など中央競馬で9勝をあげ、[[フジノマッケンオー]](1994年JRA賞最優秀ダートホース)の母となったドミナスローズを出している<ref>{{cite web|url=http://uma-furusato.com/i_search/detail_horse/_id_0000139346|title=ドミナスローズ|publisher=競走馬のふるさと案内所|accessdate=2014-07-27}}</ref>。 |
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2015年5月10日 (日) 22:28時点における版
シャミエ(Chamier)は1950年生まれのアイルランド産馬で、アイルランドダービーの勝馬である。種牡馬としてもアイルランドのダービー馬を出した。後年には種牡馬として日本で供用された。
Chamier | ハリーオン系 | |||
性 | 牡 | Chamossaire 1942 栗毛 イギリス |
Precipitation | Hurry On |
毛色 | 栃栗毛 | Double Life | ||
生年 | 1950 | Snowberry | Cameronian | |
生産地 | アイルランド | Myrobella | ||
生産者 | Therapia 1944 鹿毛 イギリス |
Panorama | Sir Cosmo | |
馬主 | A. Breasley、F. L. Vickerman | Happy Climax | ||
調教師 | V.オブライエン | Silvonessa | Royal Dancer | |
成績等 | 23戦8勝 | F-No.22-a |
- 2~5歳時24戦8勝
シャミエは愛2000ギニーで2着のあと、愛ダービーでも2位でゴールした。ところが、1位入線した同じハリーオン系のプレモニション(Premonition)が進路妨害で失格になったことで、シャミエが繰り上がり優勝になった。この年シャミエはほかにもガリニュールプレートに勝ち、秋にはアメリカに遠征してワシントンDC国際にも出場し、ヨーロッパ馬としては、優勝のワードン(Worden)に次ぐ4着になった。古馬になると、4・5歳の時にサンダウン競馬場のコロネーションステークス(3歳牝馬限定のG1とは同名の別の競走。)を連覇したほか、引退するまでに8勝をあげた[1][2]。
引退してアイルランドで種牡馬になると、最初の世代から出たシャモール(Chamour)がアイルランドダービーを勝ち、翌年の産駒からもアイルランド2000ギニーの勝馬ライトイヤー(Light Year)が登場した。10シーズンの後、シャミエは日本に輸出されて種牡馬になった。しかし日本では特筆すべき産駒を出さないまま、1971年10月に死んだ[1][3][4]。母の父としては、京都牝馬特別など中央競馬で9勝をあげ、フジノマッケンオー(1994年JRA賞最優秀ダートホース)の母となったドミナスローズを出している[5]。